鉄筋を継ぐ方法の一つで、直径16ミリ以下の細い鉄筋に使うことが多い。重ね代(下図の矢印の長さ)は、力のかからない場所では鉄筋の直径の25倍、力のかかる場所では40倍と定められている。
鉄筋コンクリート造における鉄筋は、コンクリートと一体化することにより、両者の付着力で鉄筋に生じる引張力を、次の鉄筋に伝達する。しかし、鉄筋同士が接合している訳ではないので、コンクリートが割れたりすると接合する力がなくなる。
下図の矢印部分を、重ね代とかラップ長という。なお、重ねた先端にフックを付けることもある。フックを付けると重ね代は短くなる。
参考=圧接
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