建築用語集       

匠 総合事務所提供

丸桁
(まるげた、がぎょう)


① 和風住宅の入り側などに使われる、杉などの丸太材をつかったのこと。

 丸桁は化粧で見せるため、綺麗に磨き上げて養生をしておく。丸桁と丸桁を組み合わせる部分の仕口は、捻竿鯱(ひねりさおしゃち)を使うので、きわめて難しいとされている。  

 小屋につかう構造材は丸太梁である。

———————————————————-

② 寺院建築などに使われる軒桁のうち、一番外側にあって化粧垂木を直接に受けているもの。ただし、この場合は、丸桁と書いてガギョウと読む。 

広告

広告