建築用語集       

匠 総合事務所提供

見積書
(みつもりしょ)


 拾い表などに基づいて積算されたものに、儲けを加えた金額を書いた書類のこと。  

 工事に先だって発注者に提出されるもので、工事原価に請負者の儲けが加味されている。見積の有効期間や支払い条件なども書かれるが、それは目安に過ぎない。

 見積書は、受注希望金額をかいた表紙(=鏡ともいう)と内訳書からなっている。

 表紙をめくると、大項目がかかれて、その後に明細内訳書が続く構成になっている。 大項目は、下記のようになる。   

1.直接工事費-建築工事、電気設備工事、給排水・衛生設備工事、空調(空気調和)設備工事ほか、  

2.間接工事費共通仮設費、管理費、諸経費ほか、

 建築工事の内訳書は、鉄筋型枠、木工事、左官などと続くが、細かい部分は各請負者によって違っている。

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