① 亜鉛鉄板や銅(板)などを、鉤(はぜ)でつないで葺いた仕上げ。
かつては300×450くらいの大きな板を貼ったので、強風でのめくれに弱かった。そのため、瓦棒葺き、一文字葺きや縦ハゼ葺きなどが取って代わり、平葺きは最近はあまり使われない。
ただし、銅板葺きでは、100×300くらいの小さな板を貼るので、強風にも大丈夫だが、手間がかかって高価になる。
なお、平葺きにしたときは、熱による伸縮の逃げをみておかないと、後日になって歪みがでやすい。
② 瓦屋根の場合、本(瓦)葺きに対して桟瓦葺きを平葺きという。また、一文字葺きなどを平葺きともいう。
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