匠 総合事務所提供
構造計算上の概念で、荷重に対する釣り合いの力のことである。
地震力や風圧力、積載荷重など、建物に作用する荷重が釣り合っているためには、反対向きで同じ大きさの力が作用しているはずで、その力を反力という。
応力も荷重に対する反対する力だが、応力は部材の内部で生じると想定する力であるのに対して、反力は部材や建物の外側に生じる力である。
荷重と反力が釣り合っているので、部材や建物は移動せずに、その場所にとどまっていると考える。垂直反力、水平反力、モーメント反力がある。
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