建築用語集       

匠 総合事務所提供

濡れ縁
(ぬれえん)


 1階にある和室の先につづくベランダのこと。  

 縁側より外側にあり、縁側が室内であるのに対して、濡れ縁は室外扱いである。

 濡れ縁は室外にあり上部にがあるだけなので、大雨のときには濡れてしまうので、この名前がある。濡れ縁から庭におりることができる。

 通常は60~90センチくらいの出で、室内の畳面より5センチ程度低い。部屋や縁側と濡れ縁の境には、ガラス戸などの建具と雨戸が走ることが多い。
 
 下の写真は長尺の板を長手に使っているが、水切れをよくするため、外部側に木口を見せるように張ることも多い。

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