建築用語集       

匠 総合事務所提供

海鼠壁
(なまこかべ)


 左官の仕上げる外壁の一種で、平らなを張り付けて、目地部分に漆喰などを盛り上げて塗った壁。  

 海鼠に似ていることから付いた名前。四半目地が多いが、馬目地や六角目地もある。

 土蔵(造り)などに多く使われ、下のほうが雨にたくさんかかるので、耐水を目的として下半分くらいに使われた。  

 30㎝程度の平瓦を壁に固定し、四隅を中塗り壁に竹釘で固定し、目地に漆喰を盛り上げて仕上げた。 

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