建物の内部(=室内)の完成状態を記した一覧表。
内部とは各部屋や廊下・階段などのことで、壁でくぎられた空間を1つの単位として、表にまとめる習慣である。内部仕上表は、平面図などとともに、基本的な設計図書を構成する重要なものである。
内部仕上表には、天井・壁(幅木)・床などの引き渡す状態にしたものを記すほか、下地や使う製品の品番や、各種の認定番号などを書くこともある。空調機や換気扇、給湯器なども書き込み、見積りに連動させることもある。
内部仕上げは部屋の数だけあるので表にするが、外部は屋根・外壁・開口部・基礎しかないので、表にするとはかぎらない。
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