匠 総合事務所提供
実面積よりも広い場合の測量誤差のことを縄延びといい、まれだが狭い場合を縄縮みという。
江戸時代、土地にかかる税金を安くしようと、計測に使う縄を操作して面積を狭く申告したので、縄延びという言葉が生まれたともいわれる。
現代では登記のための測量は、トータル ステーションなどの光学器械をつかうので、測量誤差はきわめて小さい。しかし、縄をつかって測っていた江戸時代には、誤差が生じることが多かった。
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