匠 総合事務所提供
親方から技術を教えられる者を弟子といい、弟子となって年季(奉公)によって、技術を身につける制度を徒弟制度という。
かつては職人の技術は、年限を決めて修業する年季奉公によって教えられていた。戦前では、5年が徒弟としての年限で、そのあと1年の礼奉公をへて1人前の職人となった。
ほぼ無給に近く、食と住むところを提供され、技術の習得に励んだ。親方の家に住み込みの弟子が多かったが、通いの弟子もいた。
現代では徒弟制度は消滅した。
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