建築用語集       

匠 総合事務所提供

談合
(たんごう)


 工事の請負者や設計者を決める際に、見積書を提出する請負人や設計者が、事前に相談しあって受注者をきめること。

 発注者側に積算能力がないので、適正な施工金額を見積ることができない。そのために、発注者が受注者にたよった結果、発生する現象である。

 受注者側が批判されることが多いが、むしろ発注者の自己保身が談合を生んでいると思える。 官製談合が減らない理由である。

 日本の良き伝統のようにいう人もいるが、新規参入を阻み技術革新や、その業界の新陳代謝に悪影響を与える習慣である。

広告

広告