建築用語集       

匠 総合事務所提供

玉掛け(ロープ)
(たまがけ:ろーぷ)


 荷物をラフター(クレーン車)などで運ぶとき、クレーンのフックにかけることだけではなく、フックから外すことも含めて、安全に移動させるための作業を玉掛けとよび、その時に使うロープを玉掛けロープという。

 玉掛け作業をするには、クレーンの免許とは別に、玉掛け作業の免許が必要である。

 玉掛けロープは、荷物を吊るときに材料に掛けるロープで、両端がアイスプイライス加工されており輪状になっている。

 切れて荷物が落下すると危険なので、玉掛けに使用するロープは、輪状の加工方法が決まっており、つねに点検が要求されている。  

 下の写真は上が玉掛けロープ(ワイヤー)で、下は台付けロープ(ワイヤー)であり、台付けロープは強度が低いので、荷揚げに使ってはいけない。

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