建築用語集       

匠 総合事務所提供

台付け(ロープ)
(だいづけ:ろーぷ)


 台付けは『巻差し』や『さつま』とも呼ばれ、物を固定するための加工方法で、ロープの両端がリング状になっているものを台付けロープとか台付けと呼ぶ。

 吊り上げるために使う玉掛けロープと同様に、台付ワイヤロープもアイスプライス加工(編み込み加工)をしており、玉掛けワイヤロープと外見が良く似ている。しかし、台付けロープは編み込み加工の数が少なく、台付けワイヤロープを玉掛け作業に使用してはいけない。

 台付けロープの加工方法は法定されていない。外観がよく似ているため混同されるが、台付けロープを吊り荷作業に使うのは危険である。

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