匠 総合事務所提供
柱や梁といった構造材を刻むために使う、荒仕事用の鑿である。
叩き鑿は造作仕事につかう追入れ鑿よりも、肉厚で頑丈にできている。幅が5分(15㎜)、8分(24㎜)、1寸6分(48㎜)の3本くらいあれば、仕事になった。
下の写真は手前から、平鑿と呼ばれる1寸6分(48㎜)、1寸2分(36㎜)、8分(24㎜)、5分(15㎜)、3分(9㎜)である。
最近では、上棟までに行う刻み仕事は、プレカットになってしまったので、叩き鑿は出番が少なくなった。
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