金属の棒や金槌などで、叩いて検査することを打診という。
たとえば、タイルが コンクリートの躯体と密着しているかとか、モルタルが剥離していないかなど、叩いた音を聞いて検査するケースは多い。叩いた時の音が違うので、浮いていることがわかる。
建物全体では手の届かない部分もあるので、1階など手の届く範囲で調査をして、その割合で全体を推定することが多い。
叩いて検査するための金属の棒を、打診棒とよび、伸縮して携帯に便利になっているものが多い。打診棒というが、実際は先端の金属部分を、タイル面などになぞるように転がして使うことが一般的である。それでも密着部分と剥離部分とは音が違うのでわかる。
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