匠 総合事務所提供
綿などを丸めて布でくるんだもの。棒状の柄を付けることもある。
短穂で塗る場合には、塗料を含ませた短穂を叩くようにして、塗料を付けていく。薄い塗膜となるので何度も塗料を重ねることになり、こっくりとした艶を出すことができる。
塗料は刷毛やローラーでぬることが多いが、漆やカシューなど潤いを出す時には、短穂で何度も叩くように塗り重ねていく。
叩くようにして使うので、打包ともかく。短穂擦り(たんぽずり)ともいう。下の写真は、拓本をとる時に使う短穂である。
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