サッシとは、窓枠として用いる建材のことをいい、アルミをつかった窓をアルミサッシという。また最近では、窓枠を用いた建具であるアルミサッシを、たんにサッシと呼ぶことも多い。
アルミサッシは、窓枠とガラスを嵌めた可動部分が一式になって、現場へ搬入される。また、網戸が標準で付属するのが普通である。ペアーガラスを使うことが多くなってきた。
木造住宅に使われるアルミサッシは既製品で、近年、規格が統一された。大きさに関して、規格外のサイズは、切り詰め注文することができる。
見込み寸法は70ミリで、建築との取りあいは、内付け、半外付け、外付けとある。また、既存のアルミサッシの室内側に付ける樹脂製のインナーサッシも普及してきた。
鉄筋コンクリートおよび鉄骨造の建物に使用するアルミサッシは、すべて注文方式で既製品はない。壁面や屋根面の断熱を図っても、アルミ部分からの熱損失は大きい。
木構造では既製品のアルミサッシを釘で固定し、鉄筋コンクリート造ではサッシ・アンカーを使って溶接により固定する
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