建築用語集       

匠 総合事務所提供

轆轤
(ろくろ)


 木工用の旋盤のこと。  

 部材を回転させながら、角材から外側を丸く削って円柱状の手摺り(子)や円柱の親柱をつくったり、皿状のものの内側を中繰りしたりする道具。

 陶芸に用いられる円盤が回転するものとは違い、水平な軸を中心に回転させる。円形や円筒形を繰り出すのに使われる。繰り出す作業を挽くといった。

 轆轤を使う職人を木地師ともいい、お盆や独楽(こま)などを挽きだした。

広告

写真は「木の仕事の会」のサイトから

広告