建築用語集       

匠 総合事務所提供

流動化剤
(りゅうどうかざい)


 生コンの柔らかさを上げる薬剤。  

 生コンは固練りのほうが性能が高いが、あまり硬いと型枠の隅々までまわってくれない。そこで、施工性の向上をねらって、打設の直前にスランプを大きくする流動化剤が使用されるようになった。  

 流動化剤を入れすぎると、打設後のコンクリートがスポンジ状になるので、15→18とか、18→21に、1段階だけ柔らかくするのに用いられる。かつては現場で混入していたが、現在では生コン工場で入れることが多い。

参考:減水剤AE減水剤

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