建築用語集       

匠 総合事務所提供

厘場
(りんば)


 材木屋などにて、材木が立てておかれている場所。  

 木材の置き場のことであるが、ここを大工が下小屋として使い下拵えをしていることもあり、下小屋をもたない大工の作業場になっていることもある。  

 木口に小石を拾うのを嫌って、通路以外は板敷きになっていることが多い。  

 ストックしている木材を、立木(たちき)のときとは天地を逆にして立てかけて、乾燥を促進させている。そのため、木材に書かれた産地や等級の文字は、読みやすいように元(=根本)のほうから書かれている。

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