入浴のための部屋で、水回りと呼ばれる部分である。
給排水・衛生設備のうち給排水設備と、給湯器もしくは風呂釜を備え、浴室内の床は防水を施し、防湿性と耐水性が要求される。そのため、仕上げ材や仕上げ方法に多くの制限がある。
隣接する脱衣室の方へと水が流れないように、浴室と脱衣室の間には10センチ程度の段差を設けた。しかし、脱衣室側にグレーチングを設けることによって、ほとんど段差なしでも施工できるようになった。
浴室はバリアーフリーが要求される度合いの高い部屋だが、浴槽との段差の解消は不可能で、手摺りをつける程度しかできない。
かつては現場でタイルを貼ったりして作ったが、現在では工場製品のユニットバスが主流である。今ではシャワーは必携であろう。
浴室を乾燥させるために換気扇は必ず設置するが、換気扇を回したときには、浴室入り口の扉を閉めておいたほうが良く乾燥する。冬の浴室の暖房に浴室乾燥機を設置すると良い。
参考=バランス釜、またげる浴槽
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