山で採取される砂。
ふつうに砂といった場合は、川で採取された川砂のことである。それに対して、山で採取した砂を特に山砂というが、川砂と違ってやや黄色く、粉状の土から粗い粒子の砂まで混じっている。
保水性や排水性に優れているのが山砂の特徴で、採取業者が選別をした4ミリ以上の砂を埋め戻しなどに使う。山砂の過剰採取により、山がなくなった地域もある。
砂は砂利とと もにコンクリートの骨材としてつかわれ、生コンに混入されている。関西地方では海砂を使うこともあるが、海で採取した砂は塩分が強いので、鉄筋を錆びさせる。そのため、海砂と言って区別しており、塩分抜きをしなければコンクリートには使えない。
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