建築用語集       

匠 総合事務所提供

紋縁
(もんべり)


 で、無地物にたいして、家紋などを入れた物。  

 紋縁は書院に用いられることが多く、現在では床の間などの特別な部分に用いる。  

 縁は幅1寸(≒3センチ)を定尺とするが、中・大の紋縁もあるので、紋縁をつかった場合には幅広の縁もある。  

 下の写真のように、龍鬢(りゅうびん)表に紋縁は、床の間の定番である。ただし、縞などの模様のあるだけの縁は、紋縁とはいわない。

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