立木だった時に、一番地面に近かったほうから採られた丸太のこと。
原木の丸太は、非常に長いものもあり、そのままでは山から下ろせない。そのため、現地で適切な長さに玉切ってから下ろし、製材にかけられる。
根本のほうから「元玉(もとだま)」、「二番玉(にばんたま)」、「三番玉(さんばんたま)」…とよばれる。
柱に使うためには、定尺である十尺(≒3メートル)もしくは丈三(≒4メートル)の長さに玉切る。元玉は木目もさまざまだが、節が出にくく、高価で取り引きされる。
下の写真は、きわめて短く伐った元玉。
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