建築用語集       

匠 総合事務所提供

4週強度
(よんしゅうきょうど)


 構造設計上のコンクリート強度を想定しているもので、コンクリートの打設後、4週間経過した頃にでるであろう強度で、構造設計の基礎になっている。

 実際の現場でつかう配合では、「呼び強度」という言葉を使い、購入者が、「設計基準強度○○N/mm2で」「曲げ強度○○N/mm2で」と生コン業者に注文する。

 コンクリート打設時に、テストピースを別にとりおき水中養生をし、4週間後に潰しの試験にかけて強度を調べる。  

 4週間後に測定される強度は、4週強度より大きいのがふつうである。4週強度に達していない場合は、取り壊して打設し直す必要がある。

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