建築用語集       

匠 総合事務所提供

面付け(錠)
(めんつけ:じょう)


 平らな部分を面といい、平らな部分に取り付けること、もしくは取り付いた状態を面付けといい、平らな部分に付いた錠前を面付け錠という。  

 錠前は建具縦框(たてかまち)横(大)手を、掘り込んで付ける掘込錠が多いが、建具の表面につける錠前もある。下の写真のように錠前のケースが、室内側に露出したものを面付け錠という。

 面付け錠は取り付けかたを言うので、錠前の機構は本締り錠シリンダー錠などの形式がある。彫込式の本締まり錠やシリンダー錠に補助的につける場合が多く、簡便なものが多い。  

 しかし、面付け錠はデッドボルトが外から見えないので、スマートではないが防犯性は高いと言える。下の写真は補助の錠前ではなく、主な錠前として付いている。

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