建築用語集       

匠 総合事務所提供

メゾネット


 アパートやマンションなど3階建て以上の共同住宅で、住戸が1階分でおさまらずに内部に階段をもうけて2階分を、1住戸として使うものをメゾネットと呼ぶ。  

 ただし、2階建ての共同住宅で、内部階段をもうけて1階と2階を1住戸とするのは、テラスハウスと呼ぶ。  

 ロフトは2階部分の天井高さが、1.5メートル以下だが、メゾネットやテラスハウスは、通常の天井高がある。1階分でおさまる普通の共同住宅はフラットという。  

 メゾネットはフラットに比べると、立体的な使い方ができるが、階段があるので有効な床(面積)が減ってしまい、その分だけ広い床(面積)が必要になる。

 バリアーフリーにするのはきわめて難しいが、通風採光には有利である。また、同じ世帯の人が使うので、上階の音が下階からのクレームとなりにくい。  

 下の図で、1階はフラットだが、2階と3階がメゾネットになっている。

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