匠 総合事務所提供
アメリカの太平洋岸で生育し、日本の桧によく似た性質である。
米桧は辺材と芯(心)材の差がほとんどなく、全体に白ないし淡黄白色であり、香りが強い。
木質はやや軽く軟らかく、鉋(カンナ)での削り面も奇麗で、刃物での加工は容易である。木理は通直で、大木になるため、輪幅は均一。
肌目は中程度からやや粗く、寸法の安定性は良い。耐水性も高く、耐久性は高い。構造材から化粧材まで、何にでもつかえる。
参考=米松、米杉、米栂
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