匠 総合事務所提供
上棟式に棟に上げる祝い柱、もしくは束。
むかしは下図のような形で、3メートルの柱が使われていた。最近では1メートル程度の短いものが使われる。短い弊串は、上棟式がおわると、棟に縛り付けて、上棟の記念とする。
柱材をつかった弊串は、棟梁送りによって棟梁の家まで運ばれて、棟梁への祝儀となった。棟梁は自分の家を建てるときに、この弊串を柱として使い、建て主との精神的な繋がりをあらわした。
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