匠 総合事務所提供
円を描く即席の道具で、細長い板の片端に釘を打ち、反対側に鉛筆などを差して、釘を中心に回転させて円を描く。コンパスのことをいうこともある。
我が国の木工界には、捻子(ねじ)が無かったので、2脚式のコンパスではなく、下図のような道具を使った。現在ではコンパスを使うが、大きな円を描く時などには今でもぶん回しを使うことがある。
中心に釘を打ち、丸鋸に紐をつけて、釘を中心に回転させて円形を切り抜くこともある。
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