建築用語集       

匠 総合事務所提供

豆鉋
(まめかんな)


 細かい部分を細工するための小さな鉋(カンナ)を豆鉋という。  

 豆鉋には単に小さいだけではなく、台が反っている反り台(そりだい)鉋や、凸型や凹型の丸鉋など、さまざまな種類がある。  

 豆鉋でも裏金付きもあるが、小型の反り台鉋では一枚鉋も多い。なお、曲線の刃を研ぐには、砥石の砥面を曲面に加工する必要がある。  

 あまり小さな鉋になると、取っ手をつけて使うこともある。8分の鉋(1寸8分の鉋の1寸を省略して言う)に比べると、切れ味は落ちることが多い。

参考:南京鉋

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