建築用語集       

匠 総合事務所提供

反り(台鉋)
(そり:だいかんな)


 弓形になった曲線の内側のようになった面を反るとか、反っているという。照りともいう。  

 弓形に中だるみになった屋根を反り屋根といい、社寺建築などによく見られる。反対に弓形が凸になった状態を起り(むくり)という。  

 下の写真のように外側に弓形になったを、反り台鉋といい、玄翁の柄を削ったり、凹んだ部分を削るの使う。6分や8分の鉋では裏金付きもあるが、小型の反り台鉋では一枚鉋も多い。

参考:南京鉋

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