建築用語集       

匠 総合事務所提供

拭き漆
(ふきうるし)


 生漆(きうるし)を短穂(タンポ)刷毛などで、刷りこむようにして塗る方法を拭き漆という。  

 通常の漆塗りは、顔料などを混ぜて塗るため、下地となる木目を見せない仕上げが多い。

 しかし、拭き漆は混ぜ物のない生の漆を擦りつけるだけなので、漆の色は付くが木理はみえる仕上げである。地板に使われる。

参考:布目塗り

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