建築用語集       

匠 総合事務所提供

水上
(みずかみ)


 屋上階など建物の部分で、水が流れはじめる最初の部分、もしくは水勾配をとったときの一番高い部分。  

 板金工事などで防水①処理をした場合には、水上からなお10センチ以上は、壁に防水層を立ち上げる必要がある。10センチ以上立ち上げないと、毛(細)管現象などで水が上ってしまい漏水の原因になる。

 流れ尻水下という。水下には漏水への注意をはらうが、水上は忘れることがある。

 水下の高さから水上までの高さを、下の図のように示すことが多い。この寸法は水勾配(多くは1/50もしくは1/100)よりも優先する。

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