瓦棒葺きともいい、亜鉛鉄板などの鉄板で葺かれた屋根葺き工法の一種である。
棒葺きは、屋根の流れに平行な角材(36×45程度)が、450ピッチで見える葺き方。
溝板と通し吊り子を取り付けた水密性の高い工法で、母屋(もや)さえあれば、あらゆる屋根に簡単に施工ができる。
安価なのでよく使われるが、雨音対策と断熱対策が必要である。芯になる桟木ありと、桟木なしの工法があり、桟木なしは曲面屋根も葺ける。下の図は桟木なしの断面である。
高級感に欠けるので最近では敬遠される傾向にあり、より防水性能の高い縦ハゼ葺きに変わりつつある。
広告
広告