匠 総合事務所提供
夏になると障子と入れ替えるもので、視線の遮蔽と通風を両立させた建具である。葦戸の別称。
障子に紙の代わりに、葦の簾(スダレ)をはめ込んだもので、簡素なデザインを楽しむものである。簾の編み目をそろえるなど拘りがあった。
衣類も衣換えをするように、かつては住まいも夏と冬では設えを換えた。その時代に名残である。
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