建築用語集       

匠 総合事務所提供

簾(素)戸
(すど)


 夏になると障子と入れ替えるもので、視線の遮蔽と通風を両立させた建具である。葦戸の別称。

 障子に紙の代わりに、葦の簾(スダレ)をはめ込んだもので、簡素なデザインを楽しむものである。簾の編み目をそろえるなど拘りがあった。

 衣類も衣換えをするように、かつては住まいも夏と冬では設えを換えた。その時代に名残である。

広告

加門建具工芸のサイトから借用

広告

広告