建築用語集       

匠 総合事務所提供

錆丸太
(さびまるた)


 表面は黒色・白色そしてたまに少し赤色が混じり、黒褐色の斑点状の錆を付け、渋味を出しているのが特徴で、数寄屋建築の柱、 軒桁化粧垂木(タルキ)などに使用される。  

 普通の材料の場合、伐採ををしてはいけない5月末~6月上旬に伐採し、山で皮を剥ぎ、そのまま山で寝かせて、自然のカビをつけ、磨き上げ、ロウで仕上げたもの。

 錆は自然に付くもので、天候の具合や木の成長活動の具合などに左右されるので、模様も一定していない。  

北山杉が有名。

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