小屋の状態を、屋根をはいで上から見たものを小屋伏せとよび、その図面を小屋伏図という。1/100の縮尺を使うことが多い。
伏図とは一般に構造図に属し、小屋とは屋根を支える構造部分で、天井で隠れてしまい下から見えないことが多い。現わしとして見せる場合には、小屋裏現しという。
小屋伏図は、木造軸組工法の屋根構造が描かれており、屋根の勾配や太鼓①状の梁を描き込むため、勾配のあるものを平面に表記し複雑な表現になっている。
屋根伏図は屋根の仕上げを描いたもので、1部が2階建ての場合、2階部分の床伏図と、1階部分の屋根伏図は同じ図面に描かれる。
最近ではプレカットになったので、設計図書としてではなくプレカットの施工図として描かれることが多い。
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