建築用語集       

匠 総合事務所提供

軽量モルタル
(けいりょうもるたる)


 モルタルは現場でセメントと砂と水を混ぜて作るものだが、軽量モルタルは既調合の工業製品である。施工後にこれらを見分けることは専門家でも難しいが、建築基準法等では全く別物である。

 モルタルは「13モルタル」といい、基本的に現場でセメントと砂を容積比1:3で混ぜたものを呼び、軽量モルタルは工業製品でサイディングと同じ扱いである。もちろん、軽量モルタルもモルタルの定義があり、一定条件を満たさなければ防火構造扱いにはならないが、軽量モルタルは基本的に既調合でメーカーの決められた施工法を厳守して施工する。

 パーライトのような不燃性の発泡系骨材であれば良いが、プラスチック系の発泡スチロールビーズなどを混入すると 軽くなってよいというのではなく、防火性能では問題になる。<軽量セメントモルタルのサイトから>

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