建築用語集       

匠 総合事務所提供

許容応力(度)
(きょうようおうりょく:ど)


 許容応力とは、構造設計上の概念で、建築を構成する材料に生じる応力が、ある安全な値以下であるように決められた数値を言う。 

 建築など構造物に大きな荷重をかけると、ある限度を越えれぱ、材料は永久変形をおこしたり破壊してしまう。また、長時間にわたってくり返し荷重が作用することによって、疲労をおこして破壊することもある。  

 破壊の限界を表す応力を基準応力と言い、許容応力は基準応力に安全率を加味して定められる。変形や破壊に至らない最大の許し得る応力を許容応力といい、構造計算上の限界点を許容応力度という。

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