腰とは壁の中間部分から下をいい、壁の下の部分に、上とは違う仕上げ材を張ることを腰張りという。
和風であれば、下の写真のように土壁の下50センチくらいの部分に、和紙や布を張ることが多い。これは土壁の土が、擦られても落ちないようにするためのものだったが、現在の土壁にはボンドなどの接着剤を入れているため、擦られても落ちにくい。単なるデザインとなった。
洋風仕上げの壁では、床から90センチ~1メートル程度上がった部分まで、板張りにすることがあり、これを腰張りとか腰で切り替えるとよぶ。
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