建築用語集       

匠 総合事務所提供

壁式
(かべしき)


 柱や梁を使わずに、壁だけで構造耐力を負担させる鉄筋コンクリート構造のこと。 壁厚と同じ幅の梁をもうける場合がある。

 4~5階建てまでの小規模な鉄筋コンクリート建築に使われる構造で、住宅建築にもよく使われる。柱型や梁型の凸凹がなく、直方体の室内空間がえられる。  

 壁が構造を支えるので、建物の角を開口部にできない制約や、上下階の構造耐力を担う壁の位置を揃えなければならない、という制約がある。

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