建築用語集       

匠 総合事務所提供

木曽(檜)
(きそ:ひのき)


 長野県の中信地方または南信地方に位置し、木曽川上流域を指す地域を一般に木曽と呼ぶが、建築では木曽といえば、木曽桧のことを指す。木曽桧は尾州ともいう。

 木質も滑らかで香りも良く、高価ではあるが、木造住宅の柱として最適の材料とされている。柱に木曽桧を使うと、内法などの造作材も桧ということになるが、すべて桧で揃えるとやや強い感じになる。

 大壁が主流になった現在では、樹種にこだわる必要性はほとんどなくなった。

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