建築用語集       

匠 総合事務所提供

紙貼杓り
(かみはりじゃくり)


 障子の縦桟、上・下桟などの紙を貼る部分に、紙の厚さの分だけ削り込んでおくこと、またはその部分。

 下の図の着色した部分。おおむね幅2分(6ミリ)程度。紙杓りともいう。紙貼杓りをすると、組子も杓りの分だけ追い込んで組まなければならず、ちょっと手が込んだ仕事になる。

 紙貼り杓りをすると紙の貼り上がりは、すっきりした感じになる。また、障子紙に埃が付くのも少なくなる。

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