建築用語集       

匠 総合事務所提供

木挽き
(こびき)


 木材から建築用の部材を切りだすことを木挽きといい、窓鋸(マドノコ=5センチ間隔に切り込みの入った鋸)をつかって玉切った。その後、木挽き鋸(=大鋸)をつかって繊維に平行に挽き、板材へと挽きだした。また、鉞(まさかり)などをつかって角材へとはつり出した。

 機械での製材がなかった頃、木挽きは人力が行う製材だった。

 現在では、製材所の仕事になったが、製材機に乗らないような大木は、下の写真のように木挽き職人が人力で挽きだしている。

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