建築用語集       

匠 総合事務所提供

裏目
(うらめ)


 差し金の裏側に記された目盛りのこと。

 裏目は表目に√2(ルート2)を掛けたものなので、裏目で正方形の対角線の長さを測ると、辺の長さがわかる。

 下の図は、寸や分をつかった金尺の差し金の目盛りだが、メートル尺の差し金でも同じように、表目に√2(ルート2)を掛けた目盛りが切られている。

 裏目を使うことにより、数字で計算しなくても隅角部の墨付けができる。

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上から表目、裏目、丸目

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