建築用語集       

匠 総合事務所提供

廻り階段
(まわりかいだん)


 上り始めた方向へと、途中で反転して登り切る階段のことで、踊り場にする部分でUターンして上る階段。 回り階段とも書く。<行って来い②>ともいう。

 螺旋階段がすべの段を廻っていくのに対して、廻り階段は直線部分と廻る部分の両方を持っている。

 廻り階段の蹴上げ踏み面の法定寸法は、もっとも狭い部分から30センチ離れた場所で確保しなければならない。最小寸法を確保したものが、6等分した下の図の左である。  

 しかし、これだと登ることにやや抵抗があるので、右のように5等分にすると上りやすくなる。なお、外周側に手摺りを設けること。

参考:鉄砲(階段)収納階段

広告

広告