木造軸組工法において柱の浮き上がりを防ぐ金物。
建物の隅角部をはじめ、浮き上がる力のかかるところに配置される。設置する場所は、告示1460号もしくは構造計算にしたがう。
1階のホールダウン金物はM16とし、基礎への埋め込み長さは360mm以上(35kN用は500mm以上)とする。
柱の根は土台と、頭は梁などと、枘(穴)で固定されているので、ズレることはない。しかし、浮き上がりや引き抜きには抵抗力が低い。そのため、ホールダウン金物を設置するようになった。
筋違と交錯する恐れがあるときには、ホールダウン金物の位置を芯ズレさせておくと良い。
広告

広告