建築用語集       

匠 総合事務所提供

開き勝手
(ひらきかって)


 開き戸を手前に開くか、向こうに開くかのこと。  

 開き戸の吊り元と開き方向にかんするもので、建具の吊り元を右にするか左にするか、そして、手前に開くか向こうに開くかをいう。  

 吊り元と開き方向の2つを指定しないと、開き勝手は決まらない。

 引き戸の場合には、引く方向が問題になるが、引き違い戸の場合は、<右前>といって、右側の建具が手前に来るのが、ふつうの納まりである。 

 下の図で、左の上・下隅から右中央への細線は、吊り元を示し、右に絞られているので右吊り元である。

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