匠 総合事務所提供
雷の被害を防ぐために、先端に落雷するようにした誘雷設備。
建築基準法では高さが20メートル以上の建物には、避雷針の設置が義務付けられている。高さ20メートル程度の避雷針の保護範囲は、おおむね120度の扇形の内部といわれるが、この範囲に雷が落ちないという保障はない。
避雷針は避雷針の先端へと、雷を誘導して、そこから地面へとアースさせて、被害を防ぐものである。そのため、避雷針は雷を防ぐというよりも、むしろ雷をさそい落雷させる設備である。
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